ONE OK ROCK「Eye of the storm」を聞いた感想をまとめてみた。

今回の記事には、作品の感想を含んでいますので、「聞く前に他人の感想なんて聞きたくない!」って人にはオススメ出来ないかもしれません。

 

自分の好きなアーティストだと聞く前から「カッコ良さそう」聞いたことのないアーティストだと「興味ない」などアーティスト名やジャンルにとらわれて、聞かない音楽ってかなり多くないですか?

私は、あまりそういった偏りを持たず音楽を聴く様にしています。

そこで今回感想を書こうと思ったのが、今、日本で一番勢いのあるバンドといっても過言ではない「ONE OK ROCK」。過去のストリートファッションを参考にしたい人を紹介した記事でもボーカルのTakaさんを紹介しています。

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そんな彼らのNEW ALBUM「Eye of the storm」

が前作『Ambitions』から約2年ぶりにリリースされました。

最近では、アメリカやヨーロッパでツアーを行うなど、ワールドワイドな活動を精力的に行なっています。

私なりに感じた感想やオススメしたい理由など、書かせていただきたいと思います。

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ONE OK ROCKの音楽性の変化について

やはりワールドワイドに活躍しているだけの事はあり、全体的に所謂POPSにかなり近づいてきたイメージがあります。

私が「このバンドやべー」って感じた4thアルバム「Nicheシンドローム」や5thアルバム「残響リファレンス」では歪んだギターサウンド、重たいドラム、ベースサウンド、そしてシャウトなどを交えたボーカルが入った曲が多く荒々しさ全開(いい意味で)のラウドロックといったイメージでした。

今回の作品では、デジタル音やSE(sound effectの略)、ストリングスなどが沢山かさねられていて、これが4ピースバンド?と思うくらい複雑に音が混ざりあっています。もちろん、4ピースでも録音でギターを重ねて録音したりする事はありますが…

過去の作品ほど、ギター!ベース!ドラム!ってほど、「バンド」という形態のパートが表に出ている曲は無くなったなーというのが一つ目の感想です。

海外のアーティスト「maroon5」や「5 second of summer」などもバンドと言われていますが、サウンド的には、バンド形態の音のみではなく、沢山の音を絡めた作品が多く、それらのアーティストのテイストに似ているかな?と思いました。

歌詞について

前回のアルバム「Ambitions」の「we are」などから引き続き受け継がれている、日本語と英語を上手くミックスした曲「Stand out fit in」があり、聞き覚えのある曲であまり聞き込んでいない曲だと、「この曲のサビって日本語だったっけ?」とか「この曲のサビって英語だったっけ?」って時が多々ありました。

又、前作では、日本版のアルバムと海外版のアルバムがあり、日本版では日本語&英語、海外版では全英語詞という作品展開をしていて、それも、日本、世界両方を視野に入れたマーケティングなのかな?と感じ、とても上手な戦略だと思います。

今回の作品も、日本版と海外版の展開があるという情報もあり、収録曲も違うとか…

そして、全英語詞の場合でも、ボーカルのTakaさんは海外アーティストかと思うくらい、英語が上手だなーと思います。

総評(結局オススメなの?)

「やっぱ洋楽がカッコいいっしょ!」って人にとっても「洋楽なんて聞かないよ」って人にも「ロックなんて…」とかジャンルに関して否定的な人ほど、聞いていただきたいアルバムだと思いました。

「洋楽がいいっしょ」って人なら、海外のポップスの様な楽曲を生み出す「ONE OK ROCK」の凄さに驚くでしょうし、「洋楽なんて聞かないよ。」って人はONE OK ROCKという日本を代表するバンドの楽曲の素晴らしさから、海外の曲ってこんな感じなのかな?って感想を持てたら、それを機に洋楽の入り口が開けたりするかもしれません。

ONE OK ROCKが世界の音楽トレンドを意識した楽曲を発表する事により、海外と日本の音楽の枠を取っ払ってくれる様な素敵な作品になっていると思います。

 

まだ聴いていない方は是非!

 

 

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