スノーボード を始める際にレンタルで借りれば良い物と購入した方が良い物

冬といえばスノーボード !と言ってもいいくらい、私はスノーボードが大好きです。

かれこれ10年位、やっているのではないでしょうか。

特にスポンサーが付いていたり、大会に出たりしている訳ではないため、プロではありません。

ですが、これまでの経験を踏まえ、少しでも、これから始めようとしている方の力になれたら光栄です。

ゲレンデで120%楽しめず、辛い思い出ばかりして、「スノーボード=辛い」という印象になりそこから「スノーボードは楽しくないからやらない。」という考えになりかねません…

実際私の周りにもそんな人が数人います。

そうならない為にも、これから説明する内容を覚えてスノーボードに挑戦してみて下さい。

今回は自分で購入した方が良い物、レンタルで借りられる物を理由付きで説明していきます。

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3点セットは後回し。

まず、3点セットとは、板、ビンディング(スノーボードとブーツを固定する物)、ブーツの3つを3点セットといいます。

道具は安い物でも、揃えてみると中々お金がかかります。万が一続けられなかった事を考えると初めての方は極力お金をかけずに始めたいはず!

私は始める時はスノーボードに行くんだからマイボードは必須でしょ!と思いながらも、あまりお金は無かったので、格安の3点セットを購入しました。

まず、板には長さ、柔らかさ、前が長いか前後均等な長さか、など、種類が沢山あります。

一般的には、身長−10~20cmといわれていますが詳細はまた後日。

ビンディングにも一般的にはS.M.Lなどのサイズがあり、ブーツのサイズによってサイズを合わせる必要があります。

ブーツもサイズはもちろん、柔らかさ、締める仕組みなど、色々な種類があるので、後日選び方を記載した記事を書きます。

こんなに種類がある中で、自分の癖や、目標もましてや滑れるのかすらも解らない状態で、滑りに一番影響が出やすい3点セットを購入するのは早とちりだと思いました。

ましてや、3点セットは基本的に何処のゲレンデでもレンタルしていたり、近くにレンタルショップがあるので、急いで買わなくても大丈夫です。

スノーボードウエアは購入する。

スノーボードウエアももちろんレンタルがあるゲレンデがほとんどですが、なぜスノーボード ウエアは自前の方がいいのか?というとまずレンタルウエアはあまり流行りにのったデザインでは無く、最近では私服同様にお洒落な物が多いので、自分好みのカッコいい、もしくは可愛いウエアで滑った方が楽しいです。 という理由と、ゲレンデは寒い事が多いので重ね着する事もあったり、後ほど説明するプロテクターを着用する場合はそれにあったサイズ感が要求されるので、自分のウエアを購入する事をオススメいたします。

最近、上手なボーダーは、パンツはスノーボードウエアで上着はサイズの大きいパーカー、コーチジャケット、ダウンジャケットなどを着用している方も多くいますので、最低でも、パンツは専用の物を購入した方が良いです。

手袋は購入する。

こちらは、そもそも普通の場所より寒い事が想定出来る雪山では、マストアイテムです。

素手で滑るなんて考えたら、感覚が無くなる事必須です…

また、想像していただければ、解ると思いますが、今から向かうのは雪山です。 スノーボード で転んだら雪に手を着きます。軍手や毛糸の手袋は選ばないで下さい。雪が付いて溶けた時は、素手でいるよりも悲惨な状態になります。

ナイロン製や革製の物で、防水、撥水性能のある手袋を選んで下さい。

ビーニー(ニット帽)は購入する。

もちろん普段被る機会があり持ってるよって方はそれでオッケーです。

なぜ帽子ではなくビーニーを指定したかというと、まずは耳が隠れるので、寒すぎて耳が痛くなるのを防げます。又、最近では、ニューエラなどのキャップを被って滑っている方も見かけます。

確かに、ストリート感があり、ファッションとの相性も考慮するとステキなコーディネートだと思います。

ですが、こちらの記事をご覧になっている方々は、初心者の方が多いと思います。

そうなると、まず避けては通れないのが転倒。もちろん上手になっても初めて挑戦する事などで、転ぶ事もあります

そんなときにキャップではツバの部分がおでこ又は後頭部に当たる可能性がありとても危険です。 又、思わぬタイミングで、加速してしまった時や転倒した際に飛んでしまう可能性が高いので、あえてビーニーをオススメしました。

最近では、プロテクター入りのビーニーも販売されていますので、そちらの購入も考えてみると良いと思います。実際に私もプロテクター入りを使用しています。

バラクラバ(ネックウォーマー)は購入する。

バラクラバとは簡単にいうと目出し帽です。

目の部分以外がビーニーとネックウォーマーが一体になっていて、口又は鼻まで隠す事が出来ます。

私ほど、長い間スノーボードをやってて尚且つ、歳をとってくると、ゲレンデに行くためにはかなり服装を選び、丁度いい服装で滑る事を心がけていますが、突然の天候の変化もありえます。

そこで、バラクラバもしくはネックウォーマーがあると顔面だけでなく体全体の体感温度がかなりちがいます。そして意外に役立つと感じたのが、少し固めの場所だと、エッジがうまく掛からず、転ぶ事がありますが、その際に万が一顔をぶつけてしまった時にも、バラクラバなどで顔を隠していると、クッションやカバーの役割があり、怪我の防止にも繋がります。

ゴーグルは予算にもよるが購入がオススメ。

こちらも前の段落で説明した物と同様に直接肌に触れる物です。

ですが、ゴーグルは物によっては、スノーボード 3点セットよりも高価な物もあったりします。

それに見合うだけの効果がありますので、出来る限り購入をオススメします。

まず、バラクラバ同様に保護機能があります。

ゴーグルは基本的に鼻より出っ張る作りになっていますので、万が一転んで顔をぶつけても、一番出っ張ったゴーグルのフレームと、肌に触れるスポンジによって衝撃を吸収してくれます。メガネをかけている場合なんかでも、メガネの上からかけられるモデルもありますので、メガネだけをして滑るより遥かに安全です。

そして、雪は予想以上に、日の光を跳ね返し、その光は目に悪影響を起こします。(通称:雪目)

晴れているときだけでなく、天候が少し悪くなった際に雪や雨が降っていても、目に入らないので、裸眼よりは、視界が良好です。

あまり条件を求めると高価になってしまう物もありますので、必要な条件を見極めて購入する事をオススメします。 

また、フィット感が悪いゴーグルは曇ったり、見えにくい事がありますので、試着してみて、顔に触れているスポンジにより、しっかりとゴーグル内が密閉出来ている物を選びましょう。

プロテクターも予算があれば購入がオススメ。

プロテクターもあまりレンタルというイメージはなく、私はゲレンデでレンタル出来る場所は行ったことがありません。

そして、プロテクターはやはり怪我をしない為にも極力着用したい物です。 インナーとしての役割もありますので、1枚インナーを増やす事を考えるとプロテクターがあればすごく有難いと感じます。

とはいえ、全身のプロテクターを揃えるのは…

と感じる方は、最低でも、ヒッププロテクターの購入をオススメします。

始めたばかりの頃はどうしても、お尻から転ぶ様な形が多くなりますのでヒッププロテクターがある事で痛みを減らしスノーボードを安全に楽しめます。始めたばかりは座って休んでしまう時間も増えてしまうとおもいます。撥水や防水のあるウエアといえど、あまりにも雪に触れる時間が長いと水が浸みてしまったりします。

そんな時にもお尻が冷たくなるのも軽減してくれます。

まとめ

今回紹介した物は、購入を勧める物が多くなりましたが、ゲレンデでもレンタルというよりはゲレンデ内にあるショップで販売されている事が多く、結局買うことになるパターンが多いです。それなら、自分の気に入った物を探し、購入しておいた方がいいでしょう。

今回紹介した物を全て買っても、安い物なら、20,000円ほどあればそろってしまいます。

それでスノーボードを楽しめて、怪我や寒さの軽減に繋がるなら安い物ではないでしょうか?

又、直接肌に触れる物がほとんどですので、想像以上に汗を掻くスノーボードで他人の物を借りるのは気心の知れた相手の物で、且つ最悪の場合と考えた方が良いです。

という訳で、今回は、スノーボードを始める際に購入した方が良いものを紹介しました。

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